新築住宅で長年高い実績を上げている同社が、2010年よりスタートさせたリフォーム事業。住宅のプロだからこそできる、こだわりの家づくりと熱い想いを伺った。
住宅づくりのプロが、高い技術力をもってご対応することが必要。
- リフォーム業で一番大事にされていることや貴社の特長や強みをお聞かせください。
- 山崎さん：弊社は1975年に高杉開発株式会社の熊本営業所としてスタートし、1998年分離独立しました。地元熊本で45年近く住宅づくりに携わってきた企業で、現在では年間250棟以上の分譲住宅、注文住宅を建てさせていただいております。
- リフォーム事業は2010年から本格的に始動しましたのでまだ日は浅いです。悪徳リフォーム業者からお客様を守るという使命を感じていましたし、住宅のことをあまり知らない他業種からの参入もありましたので、住宅づくりのプロである弊社が、高い技術力でリフォームにも対応することが絶対に必要だと考えてスタートしました。弊社は地域密着で豊富な住宅づくりの経験と実績があり、小さな施工からリノベーションまで多種多様なニーズに応えられることが最大の強みであると思います。
- お客様のリフォームへの要望は時代とともに変化してきていると思います。日頃感じることがありましたら具体的にお聞かせください。
- 山崎さん：時代の変化で、家族構成が変わってきたことが大きいと思います。一昔前は3世代で暮らすための家が、核家族化して夫婦と子供が暮らす家となりました。また、昔はご近所付き合いも多く、冠婚葬祭で自宅の続き間を開放して使うために、広い畳部屋を襖で仕切っただけの間取りが多かったです。最近は友人を招くために必要な最小限のスペース確保であったり、自分たちのライフスタイルに合わせた空間づくりが一般的になってきました。その他、家族のプライバシーを守るための目隠しやセキュリティ強化、健康面や環境面を重視した住宅づくりといったニーズもあります。さらに熊本では地震がありましたので、住宅の強度を上げる耐震対策についても需要が多くなってきました。
- 口コミの活用方法についてお聞かせください。
- 山崎さん：「口コミ」はお客様の生の声ですから、とても貴重だと思います。もちろん良い評価は嬉しいですが、逆の評価も真摯に受け止め、それを改善するための反省や社内体制づくりを強化しています。また、どんな声でも反応があることは仕事に対するモチベーションに繋がります。さらに、「口コミ」を分析すると、その商品やサービスに対し、当初の期待度が高かった人は辛口の評価となる傾向があり、期待していなかった人は、ささいなことでも予想以上の満足が得られ、高い評価になり意見が分かれます。つまり、企業のブランド力が高い場合は、その期待度に応えるためにも、より一層の努力が必要になってくるわけです。弊社もブランド力を高めながら、その期待度以上の評価を得るために常に技術力、サービス面、コミュニケーション力など総合的に強化していきたいと思います。そういった意味では「口コミ」はリフォーム事業者として、より成長できる重要な情報だと思います。
