秋分(しゅうぶん)9/23〜10/7
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
今回のテーマ:ウォールステッカー・縁台の設置
毎年、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を実感するのはこの頃。住まいも
“秋・冬仕様”に替えませんか。屋外でも気持ち良く過ごせる季節です。
季節を感じながら暮らすのは楽しいものです。昔の家では、夏は障子や襖を「簾戸(すど)」に替えたり、掛け軸や調度品類も季節にふさわしいものに替えながら、季節ごとの暮らしやすさに配慮し、また、季節感を楽しんでいました。今でもさまざまな形で季節が楽しめます。
簾戸(すど)
季節と共に暮らす楽しさ
たとえば、大きな面積を占めるカーテン類、それに合わせるクッションやソファのカバー類、そして足元のラグは、季節に合わせて替えればインテリアの雰囲気が大きく変わります。暖色系の色にするだけでなく、生地もウールやコットンなど厚みがあり手触りも温かみのあるものにします。
ダイニングテーブルで使うテーブルクロスやランチョンマットも、色や柄を秋・冬向きのものに。玄関の下駄箱の上や、ニッチ(飾り棚)などに、公園で見つけた松ぼっくりを並べるだけでも秋の雰囲気が出ます。
簡単に貼ったり剥がしたりできる“ウォールステッカー”も、いろいろなデザインのものが売られているので、季節に合わせて気軽に楽しめます。
ウッドデッキが活躍する季節
リフォームでウッドデッキを設ける
昔ながらの濡れ縁や縁台も楽しい
庭先にウッドデッキを設けるゆとりがなければ、「濡れ縁」を設ける方法もあります。奥行きは45cmから60cm程度ですから場所を取りません。足を庭側に下ろして座ることになりますが、これでも十分外の空気や眺めを満喫することができます。また、濡れ縁は、独立した「縁台」として売られているものもあります。これなら自由に庭の好きな場所に置いて楽しむことができます。
季節と共に暮らす楽しさを演出できます
ウォールステッカー Seasons(BLIK)
縁台(YKKAP株式会社)
※ご紹介している便利ツールについては2014年8月時点のもので、変更になる場合がございます。
お月見を楽しみましょう
秋は「中秋の名月」を楽しむお月見の習慣が古くからあります。満月の夜というだけなら毎月あるのですが、その中でも中秋と呼ばれる時期は、1年中で最も月が美しく見える時だと考えられています。この中秋というのは、中国に由来する考え方ですが、7月から9月を秋と呼び、最初の7月を孟秋、8月を仲秋、9月を季秋と3つに分けて呼んでいました。秋の真ん中が中秋というわけです。これは陰暦ですから、今の暦に直すと9月半ばにあたります。
この時期は空気中の湿度が減って大気がクリアになり、また、月の高度も高くもなく低くもなく、ちょうど中間くらいで眺めやすいという事情が重なり、美しい満月が眺められるのは中秋、つまり9月半ば頃ということになりました。
すすきは稲穂の代わり
ウッドデッキ設置
:費用相場 150,000円~(92cm×185cm、工事費込み)
濡れ縁設置
:費用相場 80,000円~(60cm×180cm、工事費込み)
※ 条件などによって金額が異なることがございます