寝室

更新日:2025年02月26日

不眠を解消!快適な寝室リフォームのポイント5選【事例あり】

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わが家のリフォームというと、まず水回りやリビングを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。一般的に寝室は優先順位が低くなりがちで、予算を潤沢にかけるのは難しいかもしれません。
しかし、「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」など、睡眠への悩みは心身の健康に直結します。できることなら、すやすや・ぐっすり・快適に過ごしたいですよね。
睡眠を整えるためには、寝室の環境を整えることが効果的です。本記事では、快適な寝室にし、不眠を解消するためのリフォームのポイントを具体的に解説します。

1. 室温を一定に保つ断熱リフォーム

寝室の温度が適切でないと、寝つきが悪くなり、深い眠りが妨げられます。窓の近くで隙間風が寒い、西日が差し込み夜中まで部屋が暑い…といった状況では熟睡は難しいかもしれません。断熱リフォームを行うことで、一年中快適な室温をキープし、ぐっすり眠れる環境を作りましょう。

断熱リフォームの具体的な方法

二重窓の設置:窓と窓の間に空気の層を作り、外気の影響を軽減。冷暖房効率も向上します。
カバー工法の活用:既存の窓枠の上に新しい窓を被せることで、手軽に断熱性を向上させることができます。

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2. エアコンの設置位置を最適化

 エアコンの風が直接体に当たると、寝苦しさや乾燥による不快感が生じることがあります。適切な設置と使用方法で快適な睡眠環境を整えましょう。

快適なエアコン設置のポイント

ベッドの真上に設置しない:風が直接当たると冷えすぎたり、ホコリを吸い込む原因になります。
風向きを壁や天井に向ける:風を壁や天井に反射させることで、部屋全体を均一に冷暖房できます。
サーキュレーターや扇風機を併用:空気の循環を促し、エアコンの設定温度を抑えながら快適な室温を維持できます。

3. 遮光&防音対策で静かで暗い環境を

外からの光や騒音が睡眠を妨げることがあります。適切な対策を施して、静かで暗い寝室を作りましょう。

遮光・防音対策の方法

遮光カーテンの設置:厚手の遮光カーテンを使用すると、朝日や外灯の光を完全に遮断できます。
防音カーテンや防音ボードの使用:外の騒音を和らげるために、防音カーテンや壁に吸音材を取り入れると効果的です。
シャッターや雨戸の設置:防犯対策にもなり、より静かな環境を作ることができます。
また、間取りから検討できる場合には、寝室をリビングや浴室など音のしやすい部屋から離すのも方法の一つです。キッチンも、冷蔵庫や食洗機、炊飯器といった家電から意外と音がするので、隣接させない方が無難と言えます。どうしても部屋が近い場合は、収納を間に挟むなどして音が伝わりにくくすると良いでしょう。
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4. 照明環境を調整する

寝室の照明が強すぎると、寝つきが悪くなります。リラックスできる照明を取り入れましょう。

快眠に適した照明のポイント

暖色系の間接照明を使用:オレンジ色の柔らかい光が、リラックスした眠りを促します。
調光機能付きの照明を導入:夜は明るさを抑え、就寝前のリラックスタイムを演出しましょう。
足元灯を付ける:夜中にお手洗いに行く際などに、部屋全体を明るくすることなく、足元だけを照らせるため便利です。

5. 快適な寝具とインテリアの選定

寝具やインテリアも快適な睡眠環境を整えるために重要です。自分に合ったアイテムを選びましょう。リラックスできるような、全体的にシンプルで落ち着いた、飽きのこない内装をおすすめします。
布団を使うかベッドを使うかは好みが分かれるところですが、前者と後者では必要な部屋の広さと使い勝手が異なるので注意しましょう。

寝具別:部屋の広さのポイント

ベッドの場合:ベッドのまわりにある程度の通路スペースが欠かせません。寝室内に家具を置かない場合でも、ダブルベッドであれば最低4.5畳程度、シングルベッド2台を少し離して設置するなら6畳程度の面積が必要になります。

布団の場合:2組を敷くには最低4.5畳程度の面積が必須。布団は使わないときは押入れにしまうので、就寝以外の用途にも使えるのが利点といえます。

寝室のリフォーム事例

ここではリフォーム評価ナビに登録しているリフォーム会社が実際に施工した、寝室のリフォーム事例をご紹介します。ぜひ参考にしてください!
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寝室のリフォーム事例1

「ホテルライクなベッドルーム」株式会社アレックスのリフォーム事例
”ベッドヘッドとサイドテーブルを造作し、ホテルのような落ち着いたお洒落な寝室をご提案しました。ベッドヘッド上と足元側の壁の間接照明の効果でくつろぎと癒しを生み出す空間になりました。”
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寝室のリフォーム事例2

「自分好みのプライベート空間」株式会社リビングサプライのリフォーム事例
”限られた寝室空間の中で、収納計画とワークスペースの新設、配置や照明バランスにこだわってリフォームしました。内装色は黒を基調とし、シックで落ち着いた空間となりました。”
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寝室のリフォーム事例3

「細部にこだわりのある寝室」リフォシー株式会社のリフォーム事例

”上部に濃い色を配置したデザインで、調光式照明と窓のブラインドで、光の調節が出来ます。
フロアーは2階で使用している物とは異なり、木目の色変化が印象的なフローリング材を使用することでシンプルな部屋に。”

まとめ

寝室のリフォームを行うことで、不眠の悩みを解消し、質の高い睡眠を手に入れることができるかもしれません。快適な寝室のポイントは以下の5点です。

・室温を一定に保つ断熱リフォームで快適な温度を維持
・エアコンの設置位置を工夫し、風の影響を最小限に
・遮光&防音対策を施し、静かで暗い環境を整える
・照明環境を調整し、リラックスできる光を取り入れる
・寝具やインテリアを工夫して、心地よい眠りをサポート

「なかなか寝つけない」「眠りが浅い」と感じている方は、ぜひ寝室のリフォームを検討してみてください。
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