
プラン・間取り
更新日:2025年03月11日
小上がり和室で叶える、和モダンな癒し空間【事例あり】 NEW
掲載日:2025年3月11日

--なぜ今、リビングに小上がり和室が人気なのか?--
「リビングをもっとおしゃれに、家族みんなが心地よく過ごせる空間にしたい。」そう考えている方は多いのではないでしょうか?特に、限られたスペースの中で、いかに快適でおしゃれな空間を作るかは、永遠のテーマですよね。
近年、リビングに「小上がり(こあがり)和室」を設ける家庭が増えているとの話も・・・。おしゃれで多機能な小上がり和室は、限られたスペースを有効活用し、暮らしに豊かさをもたらします。
しかし、リフォーム後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔するケースも少なくありません。
この記事では、小上がり和室の魅力からリフォームのポイントや注意点、実際の事例まで詳しく解説・紹介します。理想の小上がり和室を実現するために、ぜひ参考にしてください。
1. 小上がり和室とは?その魅力と人気の理由
まず「小上がり和室」とは、居室の一部分を一段高くして畳を敷いたスペースのことです。リビングの一角に設けられることが多く、和の雰囲気を手軽に演出できます。
人気の理由は、主に以下のようなデザインや工夫次第で様々な用途に活用できる点があげられます。
• 子供の遊び場、お昼寝スペース: リビングの一角に子供の遊び場やお昼寝スペースを設けることで、家事をしていても子供の様子を見守ることができます。
• ワークスペース: 小上がりにカウンターを設置すれば、リビングにいながらも集中できるワークスペースになります。
• 洗濯物をたたむスペース: 畳の上で洗濯物をたたむと、床に比べて腰への負担が軽減されます。
• 腰掛けスペース: 腰掛ける場所としても便利です。
• 収納スペース: 段差部分を収納スペースとして活用することで、リビングの収納不足を解消できます。
• 趣味の空間: ヨガや瞑想など、趣味を楽しむ空間としても最適です。
• 空間のアクセント: 空間に立体感が生まれ、おしゃれな空間を演出できます。
近年の住宅事情やライフスタイルの変化により、限られたスペースを有効活用したいというニーズも高いようです。小上がり和室は限られた空間を立体的に見せ、多目的に使える空間を生み出すことができるため、リフォームなどで取り入れる例が見られます。

▲株式会社アクアラボのリフォーム事例
などが挙げられます。これらの失敗を防ぐためには、自分たちが小上がり和室でやりたいこと、使い方などを事前にしっかりと考えておくことが重要です。そのために、次では小上がり和室の広さと高さについて解説します。
2. 小上がり和室リフォームのよくある失敗と後悔
小上がり和室は、おしゃれで多機能な空間として人気ですが、リフォーム後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔するケースも少なくありません。よくある失敗と後悔を事前に把握し、理想の小上がり和室を実現しましょう。
小上がり和室リフォームでよくある失敗として、
• 高すぎると圧迫感があり、低すぎると収納量が減ってしまう。
• 高齢者や小さな子供がいる場合は、転倒・転落のリスクも考慮する必要があります。
将来のことを考えるのも大事です。
将来のことを考えるのも大事です。
• お掃除ロボットを使って一度にリビングと和室の掃除をすることができない。
などが挙げられます。これらの失敗を防ぐためには、自分たちが小上がり和室でやりたいこと、使い方などを事前にしっかりと考えておくことが重要です。そのために、次では小上がり和室の広さと高さについて解説します。
3. 快適な小上がり和室のための広さと高さ
小上がり和室を設置する際、広さと高さは快適性を大きく左右する重要な要素です。家族構成やライフスタイルに合わせて、最適なサイズを見つけましょう。
広さは3畳から4.5畳程度で。
・3畳程度:
ちょっとした休憩スペースや子供の遊び場として最適です。
リビングの一角にコンパクトに設置できるため、スペースに限りがある場合にもおすすめです。
・4.5畳~6畳程度:
多目的に使える広さです。
来客時の客間や洗濯物をたたむスペース、趣味の空間など、様々な用途に対応できます。
収納スペースも十分に確保しやすい広さです。
高さは、腰かけることや収納のことを考慮した30cm~40cm程度が一般的です。
・30cm:
小さなお子様や高齢者がいる家庭でも、上り下りがしやすい高さです。
腰掛けるのにちょうど良い高さです。
・40cm:
収納力を重視する場合におすすめです。
ただし、高さがありすぎると、転倒のリスクが高まるため、注意が必要です。
4. 小上がり和室のリフォーム事例
小上がり和室のリフォーム事例を「リフォーム評価ナビ」からご紹介しますので、見ていきましょう。※以下の参考事例は「リフォーム評価ナビ」登録事業者の施工事例です。

リフォーム事例1:子育て世代のファミリー
リビングの一角に小上がり和室を設け、子供の遊び場とお昼寝スペースを確保
“小上がりの和室にはデスクカウンターを造作。 キッチンから見える位置で、お子様の姿を見ながらお料理ができて安心です!”


リフォーム事例3:収納力抜群
“物を大切にされているので、以前お住まいだったご自宅では収納箇所の少なさにお悩みでした。小上がり畳スペースに床下収納でこだわりの収納スペースが完成し、仕上がりにご満足いただけました。”

リフォーム事例4:リビングに集中できるワークスペースを
“元々リビングから繋がりある洋室部分を、小上がりの和室へ変更しました。畳の下は全て収納となっているので、大きなものや、普段使わない物をたくさんしまえる便利なスペースです。また、右奥のクローゼットだった場所を書斎風に造作しました。小上がりの畳部分に座ってちょうどいい高さにカウンターを取付け、デスクとして使えるようになっています。”

リフォーム事例5:掘りごたつで憩いのお昼寝スペース
“リビングに小上がりスペースを作りたいというお客様からのご依頼を頂きました。
足を置くスペースが窪んだ、掘りごたつ形式の小上がりを設置しました。和の畳空間があると心が落ち着きますよね。お昼寝もできそうな素敵な小上がり空間が完成しました。“
まとめ:小上がり和室で理想のリビングを実現しよう!
小上がり和室はキッズスペースにしたり、ゴロンと寝転んだり、収納を増やしたり…あなたのライフスタイルに合わせて、自由自在にアレンジできるのが魅力です。この記事を参考に、理想の小上がり和室を作って、毎日をもっと快適に過ごしてください!

◆執筆者
一般財団法人住まいづくりナビセンター リフォーム評価ナビ 事務局K
よかったらシェアしてね