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更新日:2024年08月15日

リフォーム設計と業者の選び方は?依頼先を決めるコツをご紹介

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設計と工事の依頼先はどう選ぶ?

Q:
いよいよリフォーム工事の依頼先選び。でも、どんな基準で選べばいいですか?相談者:東京都 Aさん/主婦)
中古住宅を購入し、初めてのリフォームを計画中。
おおよそのリフォーム資金の目安をつけて、いよいよリフォームの事業者選びです。


A:リフォーム内容に適した事業者を口コミや実績などで総合的に判断しましょう。答える人:三坂ゆう子/一級建築士)
設計事務所主宰。建築士などの資格を持つ住まいづくりのプロがお客様の相談にのる施設「住まいづくりナビセンター」の立ち上げにおいて中心的な役割を果たした。5人家族で趣味は読書。

リフォームの規模・種類の応じて依頼先を選びましょう

設備機器の交換のみという小規模なものから、住まい全体に及ぶ大規模なものまで、リフォームの程度はさまざま。
依頼先はそれぞれのレベルに応じて選ぶようにしましょう。大規模なリフォームの場合は “設計” が大切なポイントとなるので、大規模な工事の経験がある依頼先を選びましょう。

リフォームの内容に応じた依頼先の種類

 リフォームの内容    工事や設計の依頼先
増築・改築
間取りの変更などを含み、構造躯体への対応能力を必要とする工事。 建築工事的な領域で、複数職種の職人を必要とする。
工務店
大半の工務店が新築もリフォームも手がけています。 ただし、リフォームへの取り組み方は会社によってさまざまです。 水廻りやインテリア工事など、総合的なリフォームに対応できるところも少なくありません。 工事中心ですが中には設計にも力を入れている会社もあります。

住宅メーカー、ディベロッパー、ゼネコンなどの大手建設系会社
ほとんどの住宅メーカーが自社物件のリフォーム事業に取り組んでいます。 基本的に設計と工事を扱います。 また、自社物件以外も対応している会社もあります。

設計事務所
大半の設計事務所は、リフォームも手がけています。 ただし事務所によって実績はまちまちです。 設計だけを行い、基本的に工事は行いません。
水廻りや冷暖房設備、内装の模様替え、屋根・外壁工事、基礎の構造補強 など
住宅の部分工事。専門工事会社で対応可能な領域。
住宅部品メーカー系工事店
多くの大手住宅部品メーカーは工務店や設備工事店などを「リフォームショップ」とし、自社の代理店としてリフォーム事業に参加しています。 工事中心ですが、中には設計にも力を入れている会社もあります。

電気・水道・ガスなどの設備工事店
設備工事が中心です。
カーテンやユニット家具の取替え・設置 など
単一職人で対応可能な工事や物品販売が主体となる工事。
建材店、家具店、ホームセンター、デパート、不動産仲介業者 など
大規模なリフォームに対応できるところもありますが、大半は物品販売を中心としたリフォームや比較的小規模な工事を中心としています。 また、設計のアドバイスを行う会社もあります。 最近では家具を中心としたインテリアショップがキッチンなども扱い、ライフスタイルに合わせてトータルにリフォームを請負うところもあります。
建具や錠前、水道蛇口の修理などメンテナンス・小工事の類
作業が中心で専門家でなくても対応が可能な場合がある。
塗装工事店、板金工事店、内装工事店などの専門工事店
専門とする分野に限っているところが大半で、大規模な増改築は行っていないところが多いです。 工事が中心で基本的に設計は行っていません。
リフォーム専門会社
上記以外に、リフォーム専門の会社があります。 設備機器の取り替えのような小規模工事のみを行うところから、増改築を行うところまでさまざまです。 デザイン力をアピールしている会社もあります。

さまざまな情報を総合的に判断し依頼先を選びましょう

リフォーム業界には規模も業態も異なるさまざまな業者が参入しています。 工事費用が安いからという理由だけで決めず、リフォームの内容が業者の専門・得意分野と合っているか、提案内容やアフターサービス、今までの実績はどうか、などを総合的に判断することが大切です。 下記に、リフォームに最適な依頼先を選ぶためのチェックポイントを紹介します。

Check.1 リフォーム業者をチェックする

どのような工事が多いのか、得意分野は何か
工事監理はどのように行っているか
業界団体に所属しているか
アフターサービスはどうなっているか
保険に加入しているか(建設工事保険、請負業者賠償責任保険など)

Check.2 担当者の対応をチェックする

こちらの希望内容を的確に聞き取っているか
きちんと打ち合わせメモをとっているか
質問には丁寧に答えてくれるか
商品知識は豊富か

Check.3 プラン・見積りをチェックする

要望に十分応えた内容か
専門家ならではの提案があるか
選択肢について長所、短所をきちんと説明できるか
見積りには明細がついているか

Check.4 契約内容をチェックする

契約を書面で交わしてくれるか
契約内容がきちんと反映された書面を作ってくれるか

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