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更新日:2024年09月27日

減築リノベで耐震性と省エネ性を向上!安心快適な生活を手に入れよう!

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2階建てから平屋に減築し、性能をアップ。実現したのは、夫婦2人の安心・安全な暮らし。


■K様邸 プロフィール


●家族構成:2人(単世帯)
●建物タイプ:戸建 築40年
●性能向上リフォームの種類:耐震、省エネルギー、バリアフリー
●施工期間:約4ヵ月
●施工費用:約1,800万円(性能向上部分900万円)
●設計・施工:有限会社原田建築
●場所:愛知県みよし市

□リフォーム内容
減築とは、リフォームの手法のひとつ。2階建てを平屋にするなど、住まいをあえてコンパクトに改修することで、耐震性や気密性などの性能向上が可能となります。同時に、階段スペースがなくなることで、生活動線がコンパクトになるメリットも。築40年のK様邸も、お子様の独立によって利用しなくなった2階を減築することで、ご夫婦がともに快適で安心して暮らせる住まいを実現されました。
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Q1 リフォームを検討したきっかけは何ですか?

A 子どもたちがそれぞれに家庭を持ち、子供部屋だった2階はほとんど使っていませんでした。定期的に掃除をしていたのですが、掃除機を持って上がるのも大変でした。また、たまたま2階に居た時に地震があり、揺れがすごくて怖い思いをしたんです。もう2階は要らないって思いましたね。地震はもちろん、家が寒いことについても子どもたちが心配してくれましたので、リフォームを決意しました。建て替えも考えましたが、主人や子どもたちと40年も過ごした思い出深い家ですから、少しでも面影が残せるリフォームにしようと思ったんです。
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Q2 リフォームの依頼先は、どのようにして決めましたか?

A リフォームをしようと考える前から「減築」という手法があることは知っていました。だから数社に電話をして「2階を減築してリフォームしたい」とお願いし、実際に見に来ていただきました。ですが、技術的にも工事面でも大変なのか、快い返事はもらえませんでした。そこで地元の原田建築さんに相談してみたのです。すると「減築、できます」という自信あるお返事をいただけ、お願いすることに。原田建築さんは社内に構造の専門家もおられ、説明を聞いて不安がなくなりました。
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Q3 どのようなご要望をされ、どのような提案がありましたか?

A 希望としては、2階を減築して地震に強い家にすること、バリアフリーにして安全な家にすること、そして冬でも暖かい省エネの家にすることです。欲張りに聞こえるかもしれませんが、住まいを快適にして夫婦揃って元気に過ごしたいですからね。
原田建築さんはすべてに応えてくれました。まず減築で2階を取り払い、基礎を補修し、強い壁を新しく設けることで耐震性を高めてくれました。また、家中の床の段差をなくし、天井や壁にウレタン吹き付けという断熱材を施し、窓はアルミ樹脂の複合ペアガラスサッシに。原田建築さんによると「耐震性を示す目安となる評点を0.28から1.51まで向上させた※」そうで、何よりも安心です。

※耐震診断による総合評価/一般的に、1.0以上なら耐震性が確保されているという判定であり、1.0未満の場合は対策が必要という判定となる。
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Q4 リフォーム後の住み心地はいかがですか?

A 減築や断熱材を新しくするために構造をスケルトン状態にしたので、間取りも大きく変更することができました。以前は和室や仏間があったのですが、すべて洋室にしてイスやベッドを使う生活にしました。間仕切り部分の段差もなくなり移動もスムーズで安全です。

また、間仕切りは引き戸ばかりですから開け閉めも簡単です。普段は開け放っておけば、リビングのエアコン一台でダイニングや寝室まで暖かくなります。主人は、「お風呂から出た時に『おお、寒い』って言いながら着込んでいた頃が懐かしいよ」なんて冗談を言って笑っています。省エネ性が高まったという実感がありますね。年齢を重ねた先も安心して過ごせそうです。
Q5 以前の住まいの面影も残したいとのことでしたが?

A 今まで使っていた食器棚やダイニングテーブルなどは捨てたくないと言ったら、原田建築さんが食器棚を壁に埋め込んでくれました。地震が来ても倒れることなく、部屋もすっきりしましたね。大きなダイニングテーブルも事前にサイズを測って図面に落とし込んでくれましたから、窮屈で使いにくいなんてこともありません。以前の家の瓦も一部をそのまま活かしてもらいました。実際に劣化は少なかったようですが、緑色の瓦もわが家らしさのひとつでしたから、今までの家の面影を残せてよかったです。
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壁に埋め込むことで蘇った食器棚
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Q6 リフォームを検討中の方へアドバイスをお願いします。

A お子さんが独立されたご夫婦なら、減築をお考えになると良いのではないでしょうか。その分コストはかかるかもしれませんが、耐震性も省エネ性も効率良く高めることができます。減築によって間取りの変更もスムーズにできれば、バリアフリーをはじめ、暮らしやすさも高まります。もちろん身体的な負担も減らすことができ、ずっと安心して暮らしていけます。また、原田建築さんには補助金や減税のことも詳しく教えていただきました。補助金などを有効に活かすことも大事なポイントになりますね。私たちもリフォームして、ますます元気に暮らしていければと思っています。

画像:(左)原田建築ご担当者、(右)K様ご夫婦
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設計・施工会社/ 有限会社原田建築

【担当者からのコメント】
K様邸のリフォームの最大の特徴は、減築という手法を最大限に活かして性能を向上させ、暮らしやすさを高めたことです。雨漏りなどの対策もできたので耐久性も高まりました。当社が得意とする性能向上リフォームによってご夫婦の安全で安心な暮らしのお手伝いをさせていただくことができ、心から感謝しています。

COMPANY PROFILE ▶有限会社原田建築 愛知県みよし市明知町小石山45番地1

画像:原田建築 原田直樹さん・間宮義智さん

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