住まいをリフォームするならまずやるべきこと

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(2024年11月21日現在)

住まいをリフォームするならまずやるべきこと

口コミで見つかる、理想のリフォーム会社 リフォーム評価ナビ

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「住まいをリフォームするならまずやるべきこと」それは『リフォーム評価ナビ』のサイト訪問だった リフォームを思い立ったら、まず「リフォーム評価ナビ」のサイトを開いてみよう。「地域」「事例」「口コミ」などで自由に検索してリフォーム事業者を探せるほか、リフォームに関する「お役立ち情報」も満載だ。

事業者選びの前に必要な「リフォーム事業者を探すためのサイト」選び

 住まいの老朽化や家族構成の変化、あるいは自宅を高く売却したいときや中古物件の購入時など、さまざまなタイミングで必要になってくるのが“リフォーム”だ。しかし、いざリフォームを行いたいと思っても、なかなか次の一歩が踏み出せないもの。「どこに頼めばいいの?」「どうすればいい業者を探せるの?」などと悩んでしまう人のほうが多いのではないだろうか。

 インターネット時代の現在、リフォーム事業者を探す必要が生じたら多くの人がまず行うのはネット検索だろう。「リフォーム」「おすすめ」などのワードで検索すると画面に出てくるのは、大小さまざまな「リフォーム事業者を探すためのサイト」だ。つまり、事業者選びの前に、まず「リフォーム事業者検索サイト」を選ばなければならないわけだ。

 どの事業者に頼んでも、適正な価格で納得のいく仕上がりになるなら悩む必要はないが、実際には価格や仕上り具合などでトラブルが起きることもあると聞く。そもそも素人にはその価格や仕上がりが適正なのかどうかの判断すらも難しい。だからこそ、信頼できるリフォーム事業者を探せる、信頼性の高いサイトを見極める必要が生じてくるのである。

 では、どうすれば信頼性の高い「リフォーム事業者検索サイト」を選べるのだろうか。「信頼性」をキーワードに探していくと、ひとつのサイトが浮かび上がってくる。非営利のリフォーム事業者検索サイト「リフォーム評価ナビ」である。ちょっとお堅い感じのネーミングだが、それもそのはず。運営するのは一般財団法人「住まいづくりナビセンター」で、特定の企業がかかわっていない“公正・中立なサイト”をうたっている。「へぇ~っ、そんな公益性の高そうなリフォーム事業者検索サイトがあったんだ!」と驚いた読者のために、「リフォーム評価ナビ」をもう少し掘り下げてみよう。

 深く知るためには担当者を直撃するのが一番だろうと、「住まいづくりナビセンター」“リフォーム評価ナビグループ”のグループ長、大泉誠司さんにお話をうかがった。

リフォーム事業者は豊富な情報の中から慎重に選びたいもの

対面で住まいの相談をしたい人のために、「住まいづくりナビセンター」(東京)も用意されている。リフォームをはじめ、新築・建替まで一級建築士が幅広く相談に乗ってくれる。初回相談料は無料。

――インターネット上には「リフォーム事業者を探すためのサイト」がたくさんありますが、「リフォーム評価ナビ」が他のサイトと大きく違っているところを教えて下さい。

大泉 いわゆる「リフォーム事業者を探すためのサイト」は大きく2つに分けることができます。「指名型(情報開示型)」と「応札型」です。「リフォーム評価ナビ」は「指名型」で、サイト上に各事業者の会社概要や施工事例などなるべく多くの情報を開示し、ユーザーがそれを見て自ら事業者を選び、指名する方式です。もう一方の「応札型」は、ユーザーがサイトに予定しているリフォームの内容を登録して見積り依頼すると、興味を持った事業者が手を挙げ、その中から複数の事業者が紹介されます。2つの型の特徴を併せ持ったサイトも存在するようです。

――大別すると、すべての登録事業者からユーザーが自ら選ぶか、手を挙げた事業者の中からユーザーが選ぶかという違いがあるということですね。後者の場合はユーザーも事業者から選ばれているといえるかもしれませんね。2つのタイプのメリットとデメリットも教えて下さい。

大泉 我々のような情報開示型サイトは、すべての登録事業者の中からユーザーが検索して事業者を絞り込み、希望する事業者のみにコンタクトをとることができます。つまり、最初からある程度自分のニーズや好みに合った事業者を自分の判断で選んで見積りを取れるわけです。さまざまな情報を自分でチェックする手間もかかりますが、大切な住まいのことですから多少の手間をかけても事業者は慎重に選びたいものです。

 一方、応札型サイトでは紹介された複数社の中から選ぶだけですから、事業者情報を比較する手間が少なくてすみます。ただ、紹介された事業者が他のすべての事業者と比較して自分のニーズにどれだけマッチしているかは不明です。また、応札型サイトは事業者から紹介料や成約手数料を徴収している場合も多いようなので、それが結果的にはお客様のリフォーム代金のコストに反映されていることもあると思われます。それはユーザーからは見えにくい部分なので、あまり知られていないことです。ちなみに我々のサイトでは紹介料や成約手数料を一切いただいていません。そのため事業者からの見積りは適正な価格でお客様に提示されると思います。

リフォーム事業者紹介サイト2つの形式

※この形式は参考です。両方の形式をあわせ持つサイトなども存在しています

決め手は実際にリフォームを依頼した人の「口コミ」

リフォーム評価ナビグループ グループ長 大泉 誠司さん

――「リフォーム評価ナビ」が最も力を入れている部分はどこですか?

大泉 利用者が事業者を選ぶ情報開示型のサイトである以上、事業者に関する情報の充実が必須です。登録事業者は全国で935社(2018年1月末現在)に上り、すべての事業者の得意分野や工事価格帯、スタッフの資格などユーザーの気になる情報を開示しています。

 なかでも最も力を入れているのは、実際にその事業者でリフォームを実施した方の「口コミ」です。項目別の点数評価とそれに対する評価コメントがあり、事業者の対応や仕上がりなどについて率直な評価がわかるので、事業者の選定に悩む消費者には参考になると思います。コメントは良い内容も悪い内容もそのまま掲載しています。

 また、口コミが有用なのは事業者を選ぶときだけではありません。事業者を選定して工事に入るときに、お客様から我々のサイトで口コミを書くという意思表示をしてもらえれば、事業者もよりていねいな仕事をして、また、良い口コミを書いてもらおうと思うのが人情です。結果として満足のいく仕上がりにつながりやすいのではないでしょうか。

――口コミを掲載している「リフォーム事業者を探すためのサイト」は他にもありますが、こちらのサイトがこだわっているポイントを教えて下さい。

大泉 他のサイトをすべて把握しているわけではありませんが、我々のサイトでは施工事例のビフォー&アフターの写真を掲載したり、項目別の点数評価を細かくしたり、点数だけでなく評価したポイントについてのコメントも付加したりと、事業者のことや工事のことがよく分かるように工夫をしています。一般的には、口コミは書き込む項目が少ないほど集めやすいのですが、我々はお客様の事業者選びに資するよう、情報の質と量にこだわっています。

 また、事業者情報が豊富なため、多様な方法で事業者を絞り込みできるような仕様にしていることもこだわっているところです。そのうちの一つが「所在地検索」ができる点です。他のサイトでは、営業エリア検索が主流となっていますが、我々のサイトは、ご近所の事業者を探したいというお客様ニーズが高いことを意識し、「所在地」でも検索できる機能を取り入れています。

――登録されている事業者はどうやって決まるんですか?

大泉 「リフォーム瑕疵保険」への事業者登録することが我々のサイトへの登録要件となっています。これは国が指定した5つの保険法人が販売する保険で、この保険で事業者として登録されるためには建設業許可の取得やリフォーム実績等の事前審査が必要ですから、必然的に事業者の信頼性が担保されるわけです。
また、我々のサイトは「口コミを書かれてもいい」と考える事業者が登録しているわけですから、裏を返せば、リフォームの提案力や技術力などに自信がある事業者がそろっているともいえます。

事業者を選択した際に重視した点

【出典】一般財団法人住まいづくりナビセンター「リフォーム事業者検索サイトに係る消費者ニーズ調査」
(2016年3月報告) 調査全体数:n=348

――サイトを見ると、100万円以上の工事の場合は「リフォーム瑕疵保険」への加入を登録事業者にお願いしており、リフォームを依頼する人の同意も必要なんですよね。

大泉 そのとおりです。この保険が利用者にとってどういうメリットがあるかというと、リフォーム後に不具合や欠陥があった場合、事業者に修理費用として保険金が下りて補修工事が可能になるんです。保険に入っていないと、補修費用が高額になる場合など、補修工事になかなか着手してくれなかったりすることもあります。また、何年後かにその業者が倒産した後に不具合が分かった場合でもお客様に保険金が下りるので、別の業者に補修工事を依頼することができるというメリットもあります。 また、リフォーム工事中または施工完了時に第三者の検査員による現場検査も行われるので、さらに安心です。

――「リフォーム評価ナビ」は国から補助事業として採択されたサイトのようですね。

大泉 国土交通省のリフォーム推進政策の一環として、「リフォーム評価ナビ」は消費者が安心してリフォーム事業者を探せるWebサイトを対象とした補助事業に採択されています。国は「いいものをつくり、きちんと手入れし、長く大切に使う」ストック型社会を推進していますから、安心してリフォームを頼める事業者を探せるサイトは、消費者保護の観点からも応援しようということだと思います。

――「リフォーム評価ナビ」の特性がよくわかりました。どうもありがとうございました。

 住まいを所有していれば、誰しも直面する「リフォーム」。その費用も馬鹿にはならない。だから失敗はしたくない。だが、何度もリフォーム依頼をしていて経験豊富という人はそう多くはないはず。であれば、自分で相性の良さそうな事業者をいくつか選び、その業者に実際に頼んだ人の口コミを見ることは有力な判断材料となるはずだ。公正・中立な立場で運営され、国からも事業者を探せるサイトとして補助採択を受けている「リフォーム評価ナビ」。リフォームを予定しているのなら、利用しないのはもったいない。

事業者選択の簡易さ/見積もりを依頼する事業者の選択<年代別>

【出典】一般財団法人住まいづくりナビセンター「リフォーム事業者検索サイトに係る消費者ニーズ調査」
(2016年3月報告) 調査全体数:n=348

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「リフォーム評価ナビ」は、2011年より、一般財団法人住まいづくりナビセンターが公正・中立な立場で運営するリフォームポータルサイトです。口コミ評価を中心に地域の事業者に関する情報やリフォームに役立つ情報を提供し、消費者のリフォームの適切な実施を支援しています。事業者に関する情報は予め広く公開し、会社概要や施工実績、口コミなど、消費者の事業者選定に資する豊富な情報を掲載しています。また、サイトを通じて成約した消費者は、工事完了後にその事業者に対する口コミを投稿することができます。なお、消費者の利用料は無料です。https://www.refonavi.or.jp/

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