キッチンリフォームで後悔しないために|よくある失敗例と対処法を解説

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キッチンリフォームで後悔しないために|よくある失敗例と対処法を解説

掲載日:2023年12月15日

キッチンリフォームで後悔しないために、実際にリフォームを経験した人の失敗エピソードを含めた具体的な体験談を聞きたいという方は少なくありません。

そこで今回は、そういった声にお応えし、キッチンリフォームでよくある失敗例をご紹介していきます。
併せて注意点や対処につながるポイントも解説しますので、キッチンリフォームを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

キッチンリフォームで後悔しないために知っておきたいよくある「16の失敗例」

では、キッチンリフォームで後悔しないために知っておきたい「よくある失敗例」をみていきましょう。対策や注意点に触れながらご紹介します。

<失敗例1>対面キッチンが生活空間を狭めてしまった

スタイリッシュな見た目が魅力の対面キッチンにしたものの、生活空間が狭くなり後悔した失敗例があります。壁付キッチンは通路もダイニング空間として機能する一方、対面キッチンは専用の通路が必要です。また、カウンターや背面のカップボードなどを設ける広いスペースも必要であり、対面キッチンに変更するならスペースに余裕があるのかチェックしておきましょう。

<失敗例2>作業動線が悪くなった

キッチンリフォームでコンロやシンクの位置が変わったら、作業動線が悪くなり後悔するケースもあるようです。通路が狭すぎると作業しにくくなり、無駄な動きが増えて動線が悪化します。対策としては、キッチンの通路幅を最低80cm以上、複数人で調理する機会が多いなら120cmを目安にスペースを確保しましょう。

<失敗例3>調理スペースが狭くて使いにくい

シンクを広くしたり、コンロの数を増やしたりするなどによって後悔するケースがあります。特に、必要以上にコンロを3口や4口にすると、調理スペース部分が狭くなる可能性が高いので注意が必要です。食材やお皿を置くスペースがないと、スムーズに料理できなくなります。対策としては、約60~90cmの調理スペースを確保するようにリフォーム会社に相談しましょう。

<失敗例4>料理のニオイがこもりやすくなった

アイランド型やペニンシュラ型キッチンに変更したところ、ニオイがこもりやすくなって後悔した失敗談があるようです。キッチンリフォームで種類を変更する際は、換気扇の位置に注意しましょう。コンロから換気扇が離れていると、ニオイを効率的に排出できずリビングやダイニングにニオイが充満していまいます。内装へのダメージにもつながりますので、コンロと換気扇の距離に注意するほか、排気容量の大きい換気扇を選ぶのがおすすめです。

<失敗例5>シンクや手元が丸見えになった

アイランド型などの対面キッチンにリフォームしたら、シンクや手元が丸見えになって後悔したという声も聞かれます。後片付けしていない散らかった状態がリビングやダイニングから見えてしまい、突然の来客時に困ってしまうケースがあるのです。対策としては、対面キッチンにリフォームするなら腰壁の設置を検討してみましょう。手元が対面から見えなくなるうえ、油や水はねを防ぐ効果も発揮します。

<失敗例6>ゴミ箱の設置場所に困った

ゴミ箱の設置場所を考えずにキッチンリフォームしたところ、置き場に困って後悔するケースがあるようです。ゴミ箱が丸見えで生活感が出てしまい、せっかくのおしゃれなキッチンが台無しになる場合もあります。キッチンリフォームを計画する際は、ゴミ箱の位置を忘れずに考えておきましょう。なお、シンク下やカップボード下にスペースを設けておくと、目立たずに設置しやすくなります。

<失敗例7>収納スペースが使いにくくなった

キッチンリフォームで収納スペースを広くしたところ、逆に使いにくくなって後悔したケースがあります。特に、収納スペースの奥行を広くすると、引き出した際に奥へ入れた物を取り出しにくくなるケースがあるのです。また、目一杯引き出した際に、通路を通れなくなる場合もあります。対策としては、壁面を活かした背面収納や床下収納などを設けて、収納スペースをいくつかに分散させるのも方法の一つです。

<失敗例8>キッチンの高さが合わなかった

キッチンの寸法を確認しなかったばかりに、自分の身長とキッチンの高さが合わずに後悔した失敗例があるようです。高さが合わないキッチンで長時間作業すると、背中や腰に負担をかけてしまいます。対策としては、カタログだけを見て決めるのでなく、メーカーのショールームなどで実物を確認しておくのがおすすめです。

<失敗例9>水はねが増えて掃除が大変

シンクが小さすぎると、洗い物の際に水がはねやすくなります。広範囲に水がはねると、掃除が大変になって後悔する場合もあるのです。また、シンクが小さいとフライパンや大きな鍋を洗いにくくなるデメリットもあります。シンクは洗い物や切った野菜の一時置き場でもあり、小さくなりすぎないキッチンを選択しましょう。

<失敗例10>食洗機を設置したけど使用しない

家事の負担を減らすべく食洗機を設置したものの、あまり使用せずに後悔する場合があるようです。「キッチンリフォーム後にしばらくは使ったけれど、次第に使わなくなった」というケースが少なくありません。ビルトイン型の食洗機はスマートに設置できるものの、使用しなければスペースを無駄にするだけです。迷ったら、置き型や後付けタイプの食洗機を購入する方法も検討してみましょう。

<失敗例11>日当たりが良すぎて困った

キッチンリフォームで新しく窓を設けた結果、日当たりが良すぎて後悔するケースがあります。明るく開放的なキッチンになったものの、暑くて長時間作業できなかったり、食材が傷んでしまったりする場合があるのです。対策としては、ブラインドやカーテンを利用して日差しを調節する方法があります。また、夏場にどの方向・角度から日差しが入るのか調査しておきましょう。

<失敗例12>壁面をタイル貼りにしたら掃除が大変になった

キッチンの壁面をタイル貼りにしたら、掃除が大変になって後悔する場合があるようです。高級感あふれるデザインが魅力のタイルですが、汚れを放置するとカビが発生しやすくなります。また、タイルの目地は汚れが溜まりやすく、掃除に手間と時間がかかる点もデメリットです。対策としては、平面の多いシンプルなデザインのタイルを選ぶか、もしくはタイルではなく一般的なキッチンパネルを選択しましょう。

<失敗例13>コンセントの数が足りない

キッチン周りにコンセントが少なくて後悔するケースもあります。さまざまなキッチン家電を使用するなら、コンセントの数が足らずに困らないように注意しましょう。また、コンセントの位置も要チェックです。キッチン家電の置き場所とコンセントが離れていると抜き差しが大変になるほか、引っ掛けてトラブルになる場合があります。対策としては、キッチン家電の置き場所はもちろん家族構成やライフスタイルの変化も考慮しながら、多めにコンセントを設置しておくのがおすすめです。

<失敗例14>床が滑りやすく危険

床材を変更したら、滑りやすくなって後悔した失敗例があります。なかでも、タイル貼りの床は滑りやすく注意が必要です。また、オープンキッチンの場合、広範囲に油がはねて滑ってしまう危険性があります。特に、小さなお子さんやご高齢の方がいる場合は、滑りにくい床材がおすすめです。デザイン性を重視してタイル貼りにするなら、キッチンマットを敷いて対策する方法もあります。

<失敗例15>色の選択に失敗してしまった

自分好みの色にリフォームした結果、リビングやダイニングの内装と合わずに後悔するケースもあるようです。周囲と色がマッチしていないと、キッチンだけ浮いたような雰囲気になってしまいます。家族やリフォーム会社の担当者と相談しながら、全体的なバランスを考慮しながら色を選択しましょう。また、汚れの目立つホワイト系の色を選択して後悔する場合もあります。明るめの色を選ぶ際は汚れが付きにくく、かつ拭き掃除しやすい素材がおすすめです。

<失敗例16>冷蔵庫が使いにくくなった

対面キッチンにしたら背面側の通路が狭くなり、冷蔵庫が使いにくくなって後悔するケースがあります。万一冷蔵庫のドアを全開できなくなると不便ですので、キッチンをリフォームする際には、冷蔵庫のドアを引き出した際のスペースも計算に入れておきましょう。また、家族が増えてより大きな冷蔵庫に買い替える可能性があるなら、設置場所のスペースも重要です。キッチンの通路が狭くて、大きな冷蔵庫を搬入できないケースもありますので、搬入経路も考慮しておきましょう。

キッチンリフォームで後悔しないために押さえておきたい3つのポイント

キッチンリフォームで後悔しないためには、失敗例を知っておくのと同時に、以下の3つのポイントも押さえておきましょう。

ポイント1  キッチンリフォームの優先順位を決める
ポイント2  キッチンの種類を適切に選ぶ
ポイント3  信頼できるリフォーム会社に相談する

では、それぞれ解説します。

ポイント1 キッチンリフォームの優先順位を決める

キッチンをリフォームする際に何を重視するのか、優先順位を決めておくのが重要です。例えば、以下の項目について家族と話し合っておきましょう。

  • 価格
  • 収納
  • 使い勝手
  • 機能性
最新設備やデザイン性にこだわりがないなら、安く仕上げて他のリフォームにコストをかけられます。さまざまなキッチンアイテムを活用して料理を楽しみたい場合は、収納スペースを多く設けておくと便利です。使い勝手にこだわるのか、便利な機能性を重視するのかなど、優先順位を決めて理想のリフォームを実現しましょう。

ポイント2 キッチンの種類を適切に選ぶ

キッチンには、アイランド型やペニンシュラ型、I型・L型など多種多様なタイプがあります。見た目の良さや開放感を求めたばかりに、使いにくく不便なキッチンになったら本末転倒です。種類によって使い勝手やメリット・デメリットが異なりますので、どのようなキッチンを理想としているのか確認しておきましょう。

ポイント3 信頼できるリフォーム会社に相談する

後悔しないキッチンリフォームを実現するには、信頼できるリフォーム会社に依頼しなければなりません。リフォーム会社と一口に言っても、得意なジャンルが業者によって異なる場合があります。キッチンリフォームに関するノウハウや実績が豊富で、安心して依頼できるリフォーム会社を選びましょう。

まとめ

キッチンリフォームを検討する際は、今回ご紹介した失敗例や注意点、対策を参考に計画を進めましょう。キッチンリフォームを成功させるなら、まずは信頼できるリフォーム会社選びが重要です。リフォーム評価ナビではエリアや工事内容はもちろん、口コミからもリフォーム会社を検索できますので、ぜひご活用ください。

↑全国の登録事業者が表示されますので、お住まいのエリアに絞って検索ください。

◆記事監修
一般財団法人住まいづくりナビセンター 専務理事 
河田 崇

元 独立行政法人 住宅金融支援機構 部長
工務店向けの省エネ基準解説書や木造住宅工事仕様書の作成などに従事
マンション管理士 建築基準適合判定資格者 2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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