中古住宅を購入してリノベーション!耐震改修と断熱リフォームのポイント
■K様邸プロフィール
・家族構成:4人(単世帯)
・建物タイプ:戸建 築34年
・性能向上リフォームの種類:耐震、省エネルギー、バリアフリー
・施工期間:5ヵ月
・施工費用:約1,700万円(性能向上部分 500万円)
・設計、施工:株式会社広島工務店
・場所:奈良県宇陀市
【リフォーム内容】
住まいへのこだわりを実現するために、中古住宅を購入してリフォームすることをお選びになったK様。基本となる耐震性や省エネ性、バリアフリーなどの性能面を向上させながら思いのままのリフォームを叶え、家族が自然につながる家を実現されました。さらに、「リフォームはずっと続いていく」というお考えのもと、家族とともに成長していく住まいを目指しています。
【リフォーム内容】
住まいへのこだわりを実現するために、中古住宅を購入してリフォームすることをお選びになったK様。基本となる耐震性や省エネ性、バリアフリーなどの性能面を向上させながら思いのままのリフォームを叶え、家族が自然につながる家を実現されました。さらに、「リフォームはずっと続いていく」というお考えのもと、家族とともに成長していく住まいを目指しています。
Q1:リフォームを検討したきっかけは何ですか?
A:結婚当初から「家が欲しい」と考えていました。私たちはこだわりが強いので、建てるなら注文住宅がいいとも思っていたんです。でも希望の条件の土地がなかなか見つからない。しかも、私たちの希望って、時間とともに少しずつ変化することもあるんです。子どもたちもまだ小さいし、最初から完璧な間取りなんて考えられないと思うようになって。それならば中古住宅を買って、好みのデザインにリフォームして、子供部屋をはじめ、少しずつつくっていくのが自分たちらしいと思ったんです。Q2:リフォームの依頼先は、どのようにして決めましたか?
A:注文住宅を考えていた頃からインターネットで住宅会社を探していました。広島工務店さんもそのひとつです。ネット上で施工例を見るとナチュラル感のある家で、私たちの好みにぴったりでした。そこで実際にイベントにお伺いして相談しました。最初に私たちが「タタミリビングの家がいい」とお話しすると「いいですね」と共感してくれました。こだわりを持ってリフォームするのだから価値観が合う会社を選びたいですよね。広島工務店さんなら私たちと一緒になってリフォームをしてくれると思い、お任せすることにしました。Q3:中古住宅はどのようにお選びになったのですか?
A:この家は購入前に広島工務店さんと一緒に見に来ました。構造の状態や私たちの希望のリフォームが叶うかなどをプロの目で判断してほしかったからです。天井裏や床下など、きめ細かに確認していただき、リフォームすれば十分に永く暮らせるということが分かったので、購入に踏み切りました。広島工務店さんからは「旧耐震基準の住まいは注意が必要」と聞いていましたが、この家は新耐震基準で建てられた住宅であったことも背中を押してくれた要因です。Q4:性能向上リフォームはどのように進みましたか?
A:新耐震基準で建てられた家とはいえ、築34年ですから劣化はありました。構造を丁寧に調べていただいた後、劣化した基礎を補強して耐震性を高めてもらいました。また、寒さが厳しい地域ですから、省エネ性を高めるために断熱材を新しくし、窓はペアガラスに。さらに設備には、割安な夜間電力を利用できるエコキュートを選び、省エネに配慮しています。耐震性と省エネ性、そして可能な限り段差をなくしたバリアフリーにすることで、家族がこれからも永く安心して暮らしていける家になりました。Q5:間取りについてはどんなリフォームをされましたか?
A:もちろん一番の希望だったタタミリビングは実現しました。夫婦二人とも子どもの頃から馴染んだタタミの生活が好きなんです。気軽にゴロンと横になれるし、子どもたちとも遊びやすい。自分たちが歳を取った時にも「いい家だね」って思える家にしたいと思っていました。次にこだわったのは自然素材です。妻は特に、歳月を経て味が出てくる自然素材が好みです。だから1階は味わい豊かなアカシアの無垢床で統一し、キッチンの床はタイルにしました。すべての壁や天井は、クロスではなく100%自然素材の漆喰の手塗りです。玄関のたたき部分も天然の玄昌石。見るもの、触れるものが自然素材だから気持ちもなごみます。
Q6:多目的ルームも使いやすそうですね。
A:多目的ルームは、広島工務店さんからの提案もあって今のスタイルになりました。パソコンや読書をする私たち夫婦と、おもちゃで遊ぶ子どもたちが時間や空間を共有できる場所です。やがて子どもたちが成長すれば、このままスタディルームに変化します。その時は、広島工務店さん特製の移動式の本棚を使って、私たちのスペースと子どもたちのスペースをゆるやかに仕切ることができます。互いに別々のことをしていても、家族が自然につながる部屋です。Q7:家族とのつながりを大切にした間取りですね。
A:住まいの中心にキッチンを配置したのも、そんな意図からです。妻がキッチンに立ちながらリビングや多目的ルームが見渡せます。子どもたちを見守れるし、子どもたちも親の視線を感じられるので安心して遊べると思います。間仕切りも引き戸ですから、普段は開け放っておけば、見通しだけでなく開放感も高まりますね。のびのびと暮らせる家になりました。Q8:リフォームを検討中の方にアドバイスをお願いします。
A:私たちのリフォームはずっと続いていく、そう考えています。実は2階はまだ手つかずなんです。これから子どもたちの部屋をつくっていく予定。あえて子どもたちが寝るだけの部屋にして、勉強も遊びも1階で一緒にできるようにしたいですね。「将来は2階をどうしていこう」なんて夫婦で話をしていると楽しいですよ。家族の成長とともに、ずっと家をつくっていく感覚です。こんなことができるのもリフォームの良さだと思います。最初に性能面をしっかりと向上させ、暮らしの基本的なスペースさえリフォームしておけば、後はゆっくり変えていける。最初から完璧な住まいにしなくてもいい、そんな気軽さも大切だと思います。設計・施工会社/ 株式会社広島工務店
【担当者からのコメント】
日本の家づくりは技術が高く、適切に手を入れれば長持ちするものです。K様邸も構造を徹底的に調査して補修することで性能を向上させましたから、今後も永く安心してお住みいただけるようになりました。K様のこだわりにお応えでき、私たちも本当に嬉しく思っています。
日本の家づくりは技術が高く、適切に手を入れれば長持ちするものです。K様邸も構造を徹底的に調査して補修することで性能を向上させましたから、今後も永く安心してお住みいただけるようになりました。K様のこだわりにお応えでき、私たちも本当に嬉しく思っています。
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