【窓リフォーム解説】電気代節約と断熱効果で夏涼しく冬暖かい快適生活

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【窓リフォーム解説】電気代節約と断熱効果で夏涼しく冬暖かい快適生活

掲載日:2024年8月13日

家の悩みとして多く上がる「暑い」「寒い」「結露」!近年は電気代の高騰も悩みの種ですよね。
これらの悩みは、窓を交換することで解決できます。
今回は、電気代を節約しながらも、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる生活を手に入れたい方たちへ、目的に合った窓のリフォームの方法や、断熱だけじゃないメリット、選び方などについて解説します。

窓リフォームの主な方法

まずは、窓をリフォームするにあたり、さまざまな手段があるので知っておきましょう。

1. 窓のガラス交換

既存の窓枠を活かしながら、ガラスのみを高性能なものに交換する方法です。断熱性能の高いガラスを使用することで、熱の出入りを効果的に抑制できます。選択肢には以下のようなものがあります。

複層ガラス

2枚以上のガラスの間に空気層を設けた構造で、断熱性能が高い。ガラスが2枚で「ペアガラス」、3枚で「トリプルガラス」とも呼ばれています。


Low-E複層ガラス

特殊金属膜をコーティングし、複層ガラスをさらに断熱性能を高めたもの。


真空ガラス

2枚のガラスの間を真空にし、より高い断熱効果を実現。



またガラスには、防犯面に強いものもあります。空き巣の侵入口は窓からの侵入が非常に多い傾向(参考:警察庁 住まいる防犯110番)にあるため、窓ガラスの防犯性も重要です。

防犯ガラス

特殊フィルムを挟み込み、破壊されにくい防犯タイプの構造のガラス

2. 内窓の設置

 既存の窓の内側に新たな窓を追加する方法です。後付けなので、費用は比較的低く抑えられます。二重窓とも呼ばれ、断熱性と気密性を大幅に向上させることができます。また、窓が二重になるので、遮音性も高くなります。
ただし窓とサッシが2つになることで、開け閉めが2回必要になるので手間が生じたり、ガラスやサッシの掃除量が倍に…また部屋が若干狭くなったと感じることがあります。

3. サッシの交換

窓枠ごと新しいものに交換する方法です。最新の断熱技術を取り入れたサッシに交換することで、より高い断熱効果が期待できます。サッシの選択肢には以下のようなものがあります。

サッシの種類 特徴
アルミサッシ 日本で一番利用率が高い。軽量で耐久性に優れているが、断熱性能は低め
樹脂サッシ 高い断熱性能と耐久性を持つが、やや高価
アルミ樹脂複合サッシ アルミと樹脂のメリットを組み合わせたもの
木製サッシ 高い断熱性能と美しい外観が特徴だが、メンテナンスが必要

窓リフォームで得られるメリット

窓をリフォームするメリットには、どういったものがあるでしょうか。

【メリット】
・断熱性能の向上
・結露の防止
・防音効果の向上
・電気代節約

では、それぞれ具体的に解説します。

断熱性能の向上

夏の暑さや冬の寒さ対策になります。
冬は暖かい空気を逃がさず、夏は暑い外気を遮断することで、一年を通して快適な室内環境を保つことができます。

結露の防止

窓の断熱性能を高めることで、室内側の表面温度が上がり、結露の発生を抑制できます。これにより、カビやダニの発生を防ぎ、健康的な住環境を実現できます。

防音効果の向上

窓リフォームによる防音効果は非常に高く、外部騒音を大幅に軽減できます。メーカーの調査によると、例えば内窓を設置すると、外部騒音を最大40dB軽減できるとされています。これは、交通量の多い道路の騒音を図書館程度の静けさに抑える効果があります。 

電気代節約

窓リフォームによる断熱性能の向上は、冷暖房効率を大幅に改善します。これにより、エアコンの使用時間や設定温度を抑えることができ、電気代の削減につながります。住まいの地域や気候、窓の大きさや性能、設置場所などによって異なりますが、一般的に、窓リフォーム後は冷暖房費が20〜30%程度削減されると言われています。長期的に見れば、リフォーム費用以上の節約効果が期待できるため、経済的なメリットも大きいと言えるでしょう。

窓リフォームのデメリット

窓をリフォームすると多くのメリットがありますが、気になる点もあるので注意しましょう。

窓の開閉が重くなる可能性がある

単純にガラスの量が多くなるケースが多いので、窓の開閉に重みを感じることがあるでしょう。
特に、高齢者や子どもにとっては、開け閉めが難しくなる可能性があるので、注意が必要です。

【失敗しない】窓リフォーム

それでは窓のリフォームをする上で、ポイントについてお伝えします。

1.窓の種類と特徴を理解する

シングルガラス、複層ガラス、トリプルガラス など、それぞれ断熱性能や防音性能、価格などが異なるため、目的に合ったものを選ぶことが重要です。
また、開き方にも、引き違い窓、上げ下げ窓、回転窓、FIX窓 など様々な種類があります。それぞれ使い勝手や採光量などが異なるため、設置場所や用途に合わせて選びましょう。

2. デザインと機能性のバランス

断熱性能だけでなく、家の外観や内装とマッチするデザインを選ぶことも大切です。開閉方式や通風性能なども考慮し、総合的に判断しましょう。

3.補助金制度を活用する

窓リフォームには、様々な補助金制度があります。これらの制度を活用することで、リフォーム費用を軽減することができます。
まず、ご自身の住まいが補助金の対象となるか確認しましょう。地域によって異なる制度があるので、お住まいの自治体やリフォーム業者に相談することをおすすめします。
また補助金の予算には限りがあるので、早めに準備を進めましょう。

窓リフォームのリフォーム事例

窓のリフォーム事例を「リフォーム評価ナビ」からご紹介しますので、見ていきましょう。
※以下の参考事例は「リフォーム評価ナビ」登録事業者の施工事例です。

参考事例1

 
“和室に内窓を施工しました。障子のようなデザインなので和室の雰囲気はそのままに、断熱性・防音性・防滴性が高まり快適に過ごして頂けます。“

参考事例2


“リビングの掃き出しサッシの取替工事です。リビング前の庭が塀で囲われていて、サッシのサイズも大きく、特に防犯性を気にされていました。
改修は工期と費用を抑えることができるカバー工法での取替えです。ガラスは複層の防犯合わせガラスを採用。断熱性・防犯性の両方の性能があがりました。“

まとめ

窓のリフォームは、住まいの快適性と省エネ性能を大幅に向上させる効果的な方法がありますが、ご自身の住まいの課題や目的を明確にし、それに合ったプランを検討しましょう。しかしマンションなどの共同住宅では、窓や窓ガラスは基本的に「共用部分」に含まれるため、リフォームや工事が難しいケースがあります。まずは事前に管理会社へ確認しましょう。

リフォームを検討する際は、専門家に相談し、自宅の状況や生活スタイルに合わせた最適な選択をすることが大切です。適切な窓リフォームを行うことで、快適で健康的な住まいを手に入れることができるでしょう。

◆執筆者
一般財団法人住まいづくりナビセンター リフォーム評価ナビ 事務局K

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