デザイナーと造る立体空間｜株式会社フレッシュハウス　東京の施工事例写真

株式会社フレッシュハウス　東京のリフォーム事例一覧にもどる

株式会社フレッシュハウス　東京の他のページを見る

デザイナーと造る立体空間

掲載日：2023/12/16

お気に入り登録

分かれていたLDKを一体化。キッチンは2方を腰壁で囲って手元を隠しつつ、上部を開けて広い視界を確保。打合せにも使うダイニングテーブルは大きなものを選び、遊び心あふれる6脚の異なる椅子をコーディネート。

窓外の緑を活かしたいというのがデザインのテーマ。ナチュラルな木目の床と天井、白い壁が緑を際立たせています。家具も木と白を基調としながら、クラシカルなシャンデリアやグリーンの小物で心地よい空間を演出。

床はフロアタイル、壁面はタイルと汚れに強い素材を選定。キッチンを木目にしてLDKに調和させました。背面には取り出しやすい奥行きの浅いカウンターの上に家電を配置。ヘリンボーンに貼られた白のタイルが素敵。

和室と周囲の収納部分を1室にまとめ、造り付収納を備えた事務所にしました。書類収納の家具の高さを低く抑えることで室内の圧迫感を排除しています。暗かった玄関や廊下に自然光が届くように室内窓を設置しました。

バルコニーに面した事務所も緑であふれ、デスクも窓に向かって配置。目を上げれば気分転換できます。オフィス然とならないように木目を基調にした家具や赤のツールボックスなどを配し、緊張感を和らげました。

好きなものであふれた空間にしたいと、ボタニカル柄のクロスをアクセントにして、花のようなペンダントライトを合わせました。周囲が汚れやすいので中に手洗いは設けず、向かいにある洗面室を使うことにしています。

設計の段階からこだわられていたのが玄関を開けたときの風景。窓の緑がフォーカルポイントとなるよう、床も天井も窓に向けて一直線に施工しています。壁はヘリンボーンにタイルを張り、単調になるのを防いでいます。

ライトウッドと白で揃えた洗面室は洗濯機上に可動棚を設け、利便性に配慮。洗面カウンターはメイクスペースを設け、座って使えるようにしました。照明は黒のブラケットライトを2灯配し、明るい空間にしています。

デザイン事務所をされている施主さまが、父と二世帯で暮らせ、事務所スペースもとれるメゾネットタイプのマンションをご購入。住居・事務所の移転時期に合わせ、短期間で改装したい。デザイナーでもある施主さまは、間取りだけでなく内装の詳細を自らデザイン。素材はメーカーショールームに通い、実際の色や質感を確認して選定済。このデザインを間に合うように実現させたいというご要望です。
動線や採光、通風のルートを確認して心地よい環境となるよう細部を調整。素材の特性や機能、費用を説明した上で採用する仕様を絞り込んでいきました。
解体後に判明した梁による段差を最小限に抑えてフラットな天井を造り、ドア枠も天井高丁度に設置。キッチンには腰高以上の壁を造らず、LD空間と繋げました。納まりの変更も急ぎ打合せをして対応。納期内にイメージを実現できるよう努めました。

住居形態