心身をリフレッシュする場所として注目の浴室。リフォームでもっと心地よく。
半身浴をしながら本を読んだり音楽を聴いたり、また全身を浴槽に沈めながら泡のマッサージを受けたり。
今、浴室はリラクゼーションスペースとして改めて注目を集めています。
お風呂上がりに休憩できるバスコートを設ければ、くつろぎはさらに大きくなります。
「リビングより大事」という声も大きい
リフレッシュの場として注目の浴室。
浴室でゆったりくつろぐ人が増えています。そのきっかけとなっているのがユニットバスの進化。これまでの「掃除がしやすい」「お湯が冷めにくい」といった機能面の進化に加えて、半身浴ができるベンチ式の浴槽形状、ミストサウナ機能、バブルジェット水流、多機能シャワー、色が変わるヒーリングライト、浴室テレビなどさまざまなリラックス機能が設けられ、入浴の楽しみが増えています。リビングより浴室でのんびりくつろぐのが楽しみという人も少なくありません。
明るく眺めのいい2階の浴室もおすすめ
お風呂上りはバスコートでのんびり。
また、最近のユニットバスは防水機能が大きく向上。従来、戸建て住宅では水漏れを心配して、浴室を1階に設置することも多かったのですが、現在では2階に設けることも増えてきました。2階は窓から光が取り入れやすく、また立地や近隣の状況を考慮しながら眺めを楽しむこともできます。
お風呂上がりに、外の空気の下でのんびり過ごす「バスコート」※もおすすめの空間。浴室に室内側の出入口と別にバルコニーに出られる出口を設け、そこに外からの視線を防ぐ工夫をしたウッドデッキを設ければ、お風呂上がりの時間をのんびり楽しめます。
※バスコート
浴室に続く囲いのある屋外空間。浴室から直接出入りできるようになっていることが多く、お風呂上がりの時間を外気のもとで楽しめる。
洗面と一体にすればより広々と 家事も楽に
水回りを一体化すると便利。
浴室を洗面と一体のものとしてリフォームし、ガラスなど透明の素材で間仕切りをすれば、より大きな広がりのある水まわり空間が生まれます。さらに、この空間を2階の寝室のそばに設け、洗濯機も洗面スペースに収めれば、入浴から洗濯、物干し、アイロンかけ、さらに収納までを、ごく近い距離ですべて行うことができ、家事が効率的にこなせます。
ユニットバスは機能の必要性をしっかり判断
魅力的な機能がいろいろと搭載されているユニットバスですが、何もかもフル装備で考えると、価格が高くなりがちです。オプションで選べるものについては、必要性に応じて取捨選択しましょう。
たとえば、浴室内にテレビやオーディオが必要かどうか、多機能シャワーをどれくらい使うか、ヒーリングを目的とした照明設備が必要か、といったことは検討に値します。手すりも、本当に必要なところに絞って付ければ、無駄が出ません。逆に、長時間お湯が冷めにくい浴槽保温機能や乾きやすい床などについては省エネや安全にもつながる大切な機能なので省かないことをおすすめします。
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