当サイトに登録されているリフォーム事業者を、もっと身近に感じていただけるよう、
そこで働く方々を取材し、ご紹介します。リフォームを支える「人」の素顔に迫ります。
神奈川県横浜市緑区株式会社 横浜ホーム装業 小田 文代 さん
今回ご紹介するのはこの方!
株式会社 横浜ホーム装業
小田 文代 さん
神奈川県横浜市にある、株式会社横浜ホーム装業の小田文代さん。
1998年に現在の会社に入社され、インテリアコーディネーターとして、日々お客様にご提案をしています。当初は、他の業務を担当されていましたが、実務経験を活かして、2002年にインテリアコーディネーターの資格を独学で取得され、現在に至っています。
小田さんは5人家族で、成人された3人のお子様がいらっしゃいます。
お子様が幼い頃から、夏はキャンプに、冬にはスキーに行ったりと、アクティブでとても仲の良いご家族です。一番印象に残っているキャンプは、湖畔から富士山が見えた本栖湖だそうです。また、ご自宅でもたまにバーベキューをするそうで、5月の連休中にご家族でバーベキューコンロをレンガで手作りしたそうです。
お仕事ピックアップ!
キッチンと同じ面材に合わせた
背面収納
組子を取り入れた間仕切
キッチンリフォーム
小田さんは、ご主人の転勤の関係で、栃木から札幌へ、また、子育ての時期にはアメリカのシリコンバレーで過ごされ、現在の横浜へと引越しを重ねてこられました。
シリコンバレーにいた頃、友人の家に訪問することもあり、素敵なインテリアを目にすることが多かったそうです。例えば、帯をポールに掛けて壁に飾り、洋風の家でも上手に和を取り入れているものであったり、また、ガラス張りのシャワールーム、更に自動シャッターの大きなガレージ等、様々だったそうです。子育てが落ち着いた頃、もともとインテリアにご興味があったこともあり、今の会社に入社されたそうですが、シリコンバレーで目にしたものは、今の仕事のアドバイスにも活かされているそうです。
今までのお仕事で印象に残っているのは、マンションのリビングと和室を間仕切る建具のご依頼があったときのこと。他社では、間仕切りの納まり上、「引き込み戸を施工できない。」と言われたそうですが、お客様は諦めきれず、小田さんの会社に依頼があったそうです。そのお話を聞いて、何とかお客様のご要望に応えたいとの想いから、試行錯誤し、お客様のご納得のいく内容を提案されたそうです。更に、和の要素を取り入れたいとのご要望で、組子の格子を入れましたが、細かい格子では埃が溜まりやすいので、掃除がしやすいようにアクリル板を施した提案をされ、お客様も大変喜ばれ、小田さんもとてもうれしかったそうです。
(右記施工写真)
小田さん曰く、リフォームは、新築と異なり現状に合わせた提案をし、予算を決めるので難しいとのこと。構造の問題で制限も出てくるため、あらかじめ、お客様に出来る範囲をお伝えして、提案に気をつけていらっしゃるそうです。そんな中、お客様の思い描いていたイメージに近づけ、形として表現し、ご満足頂けた時にやりがいを感じるそうです。
また、「色や形の好みは人によって違いますので、自分の気に入られた物が一番だと思います。ただし、日常生活を送る上では機能性も考慮した方がストレス無く生活できますので、商品選定や、スケルトンリフォームの場合は動線等に気を使ってアドバイスしています。」と小田さん。提案から発注、現場も見ているそうで、キッチン家具の造作の際には、取手一つにもきめ細かい対応をされているそうです。
笑顔の素敵な小田さんの心温まる仕事を伺うことができました。
COMPANY PROFILE