リフォームを学ぶ | 窓・サッシ

窓・サッシ

更新日:2024年10月15日

室内窓のおしゃれな事例12選と後悔しないためのポイント!リフォームで理想の空間に

更新日:2024年10月15日

写真:
オールハウス株式会社のリフォーム事例写真

「もっと光を取り入れたい」「空間を広く見せたい」「おしゃれな部屋にしたい」と考えたことはありませんか?そんな希望を叶えてくれるのが、近年注目を集めている「室内窓」です。

この記事では、室内窓リフォームの特徴やメリット・デメリット、また後悔しないためのポイントや後付けリフォームについて詳しく解説します。
後半ではおしゃれな室内窓のリフォーム事例をたっぷりご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

室内窓リフォームとは?

室内窓とは、室内の間仕切り壁や天井に設置する窓のことです。屋外ではなく、室内同士を繋ぐ窓なので、採光や通風、空間の仕切りなど、様々な効果が期待できます。以下では室内窓リフォームのメリットとデメリットについて紹介します。

室内窓のメリット

室内窓には以下のメリットがあります。
     
  • 採光アップ:暗い部屋に光を取り入れ、明るく開放的な空間にすることができます。

  • 通風改善:空気の流れを作り、室内の換気を促進することができます。
  •  
  • 空間を広く見せる:視覚的な広がりを感じさせ、部屋を広く見せる効果があります。
  •  
  • 空間の仕切り:部屋をゆるやかに仕切り、プライベート空間を確保することができます。
  •  
  • デザイン性:様々なデザインの室内窓を選ぶことで、部屋のアクセントになり、おしゃれな空間を演出できます。

室内窓のデメリット

室内窓にはメリットが多くある一方、気になる点もあります。

  • 費用:通常の窓よりも費用がかかります。
  •  
  • プライバシー性が低い:部屋同士を繋ぐため、プライバシー性が低くなります。特に、寝室や書斎など、プライバシー性の高い空間への設置には注意が必要です。
  •  
  • 家具の配置が制限される:壁のスペースが減るため、家具の配置が制限される場合があります。

ガラスの室内扉の選択もあり?

また、室内窓を検討する際にガラスの室内扉の選択肢もあるかもしれません。室内窓と用途が似ており、採光や通風、空間の仕切りなどの効果が期待できます。設置場所や用途に合わせて、室内窓とガラスの室内扉のどちらを選ぶか検討しましょう。
写真:
「リビングに隣接していた洋室との間の壁を撤去し、リビングから入れる、お子様たちとも一緒に、家族みんなで使えるステディールームをつくりました。」

室内窓設置で後悔しないためのポイント

室内窓を設置する際は、以下の点に注意しましょう。
     
  • 設置場所:採光や通風、空間の仕切りなど、目的を明確にして設置場所を決めましょう。

  • サイズ:部屋の広さやバランスに合わせて、適切なサイズを選びましょう。

  • デザイン:部屋の雰囲気に合ったデザインを選びましょう。

  • 業者選び:経験豊富な業者を選び、施工内容をしっかりと確認しましょう。

室内窓は後付けできる?リフォームの方法

室内窓は、既存の壁に後付けすることも可能です。
暗い北側の寝室に、後付けで室内窓を設置することで、採光を改善し、明るく快適な空間にしたり、閉鎖的な廊下に室内窓を設置することで、空間を広く見せ、光を取り込む、なんてことができます。

ただし、いくつかの注意点があります。

室内窓を後付けする際の注意点

壁の構造:耐力壁や筋交いがある場所には設置できません。
強度:壁の強度が十分でない場合は、補強工事が必要になる場合があります。

後付けリフォームを検討する際は、これらの点に注意して、計画的に進めましょう。

おしゃれな室内窓リフォーム事例12選

ここからは、寝室のリフォーム事例を「リフォーム評価ナビ」からご紹介しますので、見ていきましょう。
※以下の参考事例は全て「リフォーム評価ナビ」登録事業者の施工事例です。
写真:

参考事例1

「お部屋の仕切りを無くすことで明るく温かさを感じれられるリビングに…」
写真:

参考事例2

「室内窓をつけることで、お料理をしながらもお子様の様子が確認できて安心です!」
写真:

参考事例3

「リビング横の寝室に室内窓を設けて、南面開口からの採光を多く部屋で感じられる設計としました。寝室はベッドに目線の入りづらい位置に寝室窓を設置しているのでプライベートを確保しながらリビングとのつながりを感じることができます。」
写真:

参考事例4

「室内窓を造作し、外の光もリビングに取り込めるようにしました。」
写真:

参考事例5

「LDKと書斎をつなぐ室内窓を設置。室内窓には、明り取り、換気、空間にヌケ感を出すなど、いろいろなメリットがあります。」
写真:

参考事例6

「外からの光を取り込む窓プラス、子供部屋とつながっている室内窓。「ごはんができたよ」「今行くよ」といったやり取りもできるような、家族団らんの光景が目に浮かぶ空間に仕上げました。
写真:

参考事例7

「設計の段階からこだわられていたのが玄関を開けたときの風景。窓の縁がフォーカルポイントとなるよう、床も天井も窓に向けて一直線に施工しています。」
写真:

参考事例8

「リビングに向かって室内窓が取付されているので、光を取り込むことができ、狭いスペースでも圧迫感がありません。」
写真:

参考事例9

「リビングに入るドアはガラス製の引き戸を選びました。階段部分に光が通るように、同じデザインの室内窓も付けました。」
写真:

参考事例10

「タオルは埋込収納にし、反対側に室内窓を設けているので圧迫感がありません。」
写真:

参考事例11

株式会社ソレイユ・リビング・テック のリフォーム事例
「玄関に室内窓を設け、暗くなりがちな真ん中の部屋の明るさと換気にも配慮しました。」
写真:

参考事例12

「寝室に大きな室内窓を設けることで、空間に広がりが出て、いいアクセントになっています。」

まとめ

室内窓リフォームは、空間を明るく広く見せ、おしゃれな空間を演出する効果があります。ちなみに、私の住んでいる家はキッチンに窓がなく、日中でも照明をつけており、部屋に光が入ることの大切さを日々感じています。実際のリフォームの事例を見ていると光を取り込む工夫、部屋の用途によってはプライバシーを守る工夫などがされていて、本当に参考になります。
室内窓の取付けをする際はメリットだけでなくデメリットも理解した上で、後悔しないようにポイントを押さえてリフォームを検討しましょう。
◆執筆者
一般財団法人住まいづくりナビセンター リフォーム評価ナビ 事務局K

よかったらシェアしてね