キッチン窓のメリットを最大限に!設置やリフォーム前に知っておきたいポイントを解説

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キッチン窓のメリットを最大限に!設置やリフォーム前に知っておきたいポイントを解説

掲載日:2023年11月24日

現在、窓がないキッチンのリフォームを検討するなら、窓を設置するかどうかも考えるポイントとなるでしょう。
キッチン窓には、メリットとデメリットがあり、双方を理解した上で設置を検討するのが大切です。

今回は、キッチン窓のメリットに加えてデメリットと対処法についても詳しく解説します。また、窓の設置はもちろん、キッチンリフォーム前に知っておきたいポイントもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

キッチンに窓を設置するメリット

キッチン窓の設置には、多くのメリットがあります。では、どのようなメリットがあるのか具体的に紹介していきましょう。

採光で明るくなる

キッチンに窓を設置すれば、日差しをたっぷり取り込んでスペースが明るくなります。さらに、窓を設けて採光することで、開放的な空間を演出できます。料理が色鮮やかになって、見栄えが良くなるのもメリットです。また、照明を使う機会を減らすことで電気代の節約も期待できます。採光しやすさを重視するなら大きな窓を設けるほか、複数の窓の設置も検討してみましょう。

風通しが良くなる

キッチンに窓を設置すると、風通りが良くなるのもメリットです。キッチンに窓がないと熱がこもりやすいですが、窓を設けて通風すれば暑さを軽減できるほか、調理中のニオイを屋外に排出可能です。特に、夏場にエアコンの風をキッチンまで送ろうとすれば電気代もかかります。外から風を取り入れると、エアコンや扇風機の使用を減らして省エネでも効果を発揮します。
なお、通風を目的に窓を設置するなら小さな窓で問題ありません。換気扇と併用すれば、小さな窓でも効率よく通風可能です。

景色を楽しめる

キッチンに窓を設置すれば、外の景色を楽しめます。眺望の良い景色や庭を眺めると気分転換になり、気分良く調理を楽しめるでしょう。また、外の状況を確認しやすく、天気の急変に気づきやすくなるメリットもあります。なお、景色を楽しむのを目的に窓を設置するなら、大きな窓がおすすめです。ただし、大きな窓になるほど、外からも見えやすくなる点にも留意しておきましょう。

おしゃれ感を演出できる

キッチンに窓を設置すれば、キッチン空間をおしゃれに演出できる効果もあります。壁に囲まれた閉塞感のある空間と比べて、明るく開放的なキッチンになるのが魅力です。また、デザイン性に富んだ窓を設置すれば、自分好みの空間を演出できます。ただし、窓の種類によっては雰囲気が想像と大きく異なる場合がありますので。カタログやサンプルをチェックしてイメージ通りになるのかを確認しておくのが重要です。

キッチンに窓を設置するデメリット・対処法

キッチン窓の設置には多くのメリットがある一方、いくつかのデメリットもあります。メリットとデメリットの双方を理解した上で、キッチンに窓を設置するべきなのかを検討するのが重要です。以下では、キッチンに窓を設置するデメリットと併せて、対処法も解説します。

直射日光で暑くなる場合がある

キッチンに採光すべく窓を設置したものの、強い直射日光によって暑くなる場合があります。特に、夏場は温度が上がりやすくなる点に留意しておきましょう。対処法としては、設計段階で日差しが入る方向をチェックしておくのが大切です。採光具合をコントロールできるブラインドを取り付けるのもおすすめです。ただし、コンロの近くに可燃性の高いカーテンなどを設置すると危険なので、注意してください。

収納スペースを確保しにくくなる場合がある

窓を設けた壁まわりに、収納家具などの収納スペースを設けるのが難しくなるケースがあります。設計段階で収納スペースを考慮しながら計画するのが重要です。また、窓付近に取り付けできる吊戸棚などのアイテムを積極的に活用しましょう。

外から丸見えになる場合がある

キッチンに大きな窓を設置すれば、開放感が生まれると同時に外からも見えやすくなります。プライバシーの確保が気になる場合は、窓の大きさや設置位置を十分に検討しましょう。特に、隣の家の窓と向かい合わせに設置してしまうと、窓を開けづらくなるケースも考えられます。通風を目的に窓を設置したものの、開けづらくなってしまっては本末転倒ですので気を付けたいところです。

キッチン窓の設置・リフォームの前に知っておきたいポイント

キッチンに窓を設置するメリットとデメリットを理解したところで、キッチン窓の設置やリフォームを計画する前に知っておきたいポイントを押さえておきましょう。

役割を明確にする

キッチンに窓を設置する際は、どのような目的で設けるのか役割を明確にしておくのが重要です。以下のような窓の役割について、家族やリフォーム会社と十分に相談しながら決めていきましょう。 

  • 採光
  • 換気
  • 眺望
  • デザイン

なお、目的は複数あっても問題ありません。例えば、「採光しながら自然の風を取り入れたい」、「採光や換気も大事だけど、デザイン性も重視したい」など、役割を明確にしておきましょう。また、複数の役割に優先順位を決めておくと、窓の位置や大きさなどの決定がスムーズになります。

役割に合わせてサイズ・配置場所をチェックする

キッチンに窓を設置する役割について決めたら、窓の位置やサイズを検討しましょう。以下の表では、役割に対する窓の位置やサイズの目安についてまとめています。
 
  役割   窓のサイズ 窓の配置位置
     採光      大きめ
   ・効率よく光を取り込める位置
   ・直射日光が強すぎない位置
     換気      小さめ
   ・風通しの良い位置
   ・手が届きやすく開閉しやすい位置
     眺望      大きめ
   ・見たい眺望の方向に設置
   ・道路に面しておらず隣の住宅と向かい合わせにならない位置
   デザイン 好みに合わせる
   ・キッチンレイアウトに合わせて検討

では、キッチン窓の配置場所によって、どのようなメリット・効果があるのか詳しく解説します。

キッチンの正面

キッチンの正面に窓を設置すると、視界が開けて開放的な空間を作りやすいのがメリットです。特に、一般的な壁付キッチン特有の閉塞感を解消できます。採光や通風が目的であれば、少し高めの場所に設置するのがおすすめです。

キッチンの側面

キッチンの横に壁があるケースや広いキッチンスペースを確保できない場合は、側面に窓を設置するのがおすすめです。側面なら、キッチンの高さや収納家具の位置を気にせず窓を設置できます。キッチン側面の壁が狭い場合は、細長い形状のスリット窓を取り付けるのも方法の一つです。

キッチンの背面

対面キッチンなら、背面に窓を設置するのもおすすめです。背面の窓からたっぷりと日差しを取り入れると、キッチン全体が明るい印象になります。ただし、背面の壁に食器棚など収納スペースの設置を検討している場合は、干渉しないか寸法をしっかりチェックしておきましょう。

キッチンの天井

キッチンの上部にスペースがあるなら、天井に窓を設置する方法もあります。たっぷりと採光できるのがメリットです。天窓を設置すれば、柔らかい光が真上からキッチンを照らしておしゃれな空間を演出できます。

キッチンカウンターや吊戸棚との位置関係をチェック

キッチンに窓を設置する際は、キッチンカウンターや吊戸棚の位置関係を確認しておきましょう。キッチンカウンターや吊戸棚の位置を決めてからだと、希望している場所に窓を設置できないケースも出てきます。キッチンカウンターや吊戸棚の位置に対して、どの程度の大きさや窓の種類を選べるのか、リフォーム会社と相談しながら決めていきましょう。

キッチンに設置する窓の種類

「キッチンの窓」とひとくちに言っても、さまざまな種類があります。以下ではキッチンの窓に使用されている代表的なタイプを紹介しますので、チェックしてみてください。

引き違い窓

左右のどちらに引いても開閉できる、一般的に多く使われている窓です。床から天井まで伸びている掃き出しタイプや、高さを抑えた腰窓タイプなどがあります。採光性や通風性に優れており、日差しや自然の風をたっぷりと取り込みたい場合におすすめです。ただし、窓を大きくすると防犯面に不安があります。気になる場合は、人が通れないサイズにしたり、二重ロックを搭載したりなどの防犯対策をおこないましょう。

縦すべり窓

細長いスリット窓に用いられる形状で、ドアのように縦軸を基準に外側に開くのが特徴です。省スペースに設置しやすく、コンパクトなキッチンで効率的に換気したい場合に適しています。また、引き違い窓のように人が侵入する可能性が低く、防犯性に優れている点にも注目です。

上下開放窓

上下にスライドする方式の窓です。上下のどちらにも動くタイプや、上部が動かないなどタイプによって開け方が異なります。タイプによっては大きく開けられるので、換気や通風を目的にする場合におすすめです。限られたスペースに設置しやすいメリットもあります。また、デザイン性重視で窓を設置したい場合にも適しています。

横すべり窓

横軸を基準に外側に開く窓です。窓が上に開くタイプで、横長デザインの窓に多く採用されています。上に開いた窓がひさしの代わりになるのも特徴で、角度の調節によって雨を防いだり、外からの視線をさえぎったりできるのがメリットです。また、高い位置に設置すれば採光や通風目的でも役立ちます。

FIX窓

はめ殺し窓とも呼ばれているタイプで、名前のとおり開閉できない窓です。採光やデザイン性を重視して、通風・換気を目的としない場合に適しています。開閉できないため、防犯対策で高い効果を発揮するのが特徴です。

キッチン窓のリフォーム事例

ここからは、キッチン窓のリフォーム事例を「リフォーム評価ナビ」からご紹介しますので、見ていきましょう。
※以下の参考事例は全て「リフォーム評価ナビ」登録事業者の施工事例です。

参考事例1

優しい色合いのシンプルキッチン|株式会社 リフレックス のリフォーム事例

壁付けのシンプルなキッチン。優しい色合いで落ち着きのある雰囲気に仕上げました。Panasonicのラクシーナは、お手頃価格で機能も十分。オススメのキッチンです。

参考事例2

夕暮れ時々ワイン|株式会社光テック のリフォーム事例

キッチンから裏庭のグリーンを眺めたい!とのご要望もあり、キッチンの天端から吊戸まで開口部とし、吊戸裏に間接照明を取り入れました。

参考事例3

奥様の拘りを再現したキッチン|アーキ・プロ株式会社 のリフォーム事例

明るく機能的なキッチンは、奥様のご要望を前面的に採り入れ、調理もしやすくとても気に入っていただきました。カラーリングや装飾タイルの種類、ペンダントライトなどデザイン面で強いこだわりをお持ちになっており、リフォームではそのイメージを忠実に再現。 白を基調としたカラーは清潔感もあり、家電製品も白に統一するほど全体の雰囲気を大切にしておられます。

まとめ

キッチンに窓を設置すれば、採光や通風、眺望、そして、デザイン性に優れたリフォームが可能です。役割の優先度を家族と話し合って、理想のリフォームをぜひ実現してください。

不明な点や不安があれば、知識と経験が豊富なリフォーム会社に相談してみましょう。

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