家を貸すについて
今使っていない家や部屋を貸すことも一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょう。
現在、日本全体で空き家が約800万戸以上あり、今も増え続けているのですが、すぐにでも使える空き家も少なくないはずです。家自体で考えても、人が住まずに放置された家より、人が住み続けている家の方が良い状態を保つことができます。
1点、大切なのは「貸し主の責任」です。賃料をもらって住宅を貸す場合には、雨漏りや、給湯器等の備え付け設備の故障等は貸主が責任をもって修理する事になります。そして1981年5月以前に着工した住宅は耐震性が現在の基準を満たしていない可能性もありますので、耐震診断による安全性の確認、満たしていない場合の補強工事など、法律で定められていることも含めた対応も求められています(耐震改修促進法)
多少手間がかかると思われるかもしれませんが、その手間を惜しまなければ、持ち家を活かすことにもつながりますので、リフォーム業者や、リフォームやリノベーションした家の仲介を行っている不動産業者に、この「リフォーム問診票」の結果をもとに相談していきましょう。
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鉄筋コンクリート造や鉄骨造など『リフォーム問診票』では対象としていない建物についても解説しています。